「疲れた頭と心をほぐす」リラクゼーション整体師マキの癒しのお部屋

人材営業から整体師になった24歳女がお届けする、あなたの為の癒し処です。

癒しのお部屋 癒しの妄想2

おはようございます。

整体師の堀井真希です。

京都は雨です☂️

 

そして

私だけでしょうか?

雨が降ると妄想がすごく膨らむんですよね。

 

前回の記事の田舎暮らしの妄想がパワーアップしてしまったので、

綴ります。

 

ノラ・ジョーンズのdon't know whyかけて

コーヒー飲みながらでも読んでみてください。

 

土曜の早朝

しとしと雨が細い線になっている
お気に入りのカーディガンを羽織って窓を開けると、湿気を含んだ空気と波の打ち寄せる音が体を包んだ。

少し車を走らせると彼のアパート
昨日もまた遅かったんだろう、呼んでも出てこない。
そんな時は決まって私は海に出る
ただ波打ち際を歩く時もあるけど
波のある日はサーフィンもしてみる

もう長い間二人でここに来たことがない。
どうしようもないことをチラッと考えて、砂浜に座る。黄色い縞模様の安物のサンダルは割れていて、今年で最後になりそうだ。

ビーチクリーンの人が来て、手を振ってきた。
手伝いましょうかとこちらから声をかけると
白いゴミ袋とトングを貸してくれた。

一つ一つ、
空き缶や誰かが途中で落としたシケモクを拾う。
海岸線を東に向かって歩いていく。
砂まみれになって、潮に洗われてすっかりみすぼらしくなったゴミ達を拾うほど
なんだか心が落ち着いていくのを感じる。


今日、さよならしよう

5年付き合った彼とも
浮気相手の彼とも

今日、さよならしよう


きっと彼は傷つくんだろうな
私はなんとも思わないで彼を振るんだろうけど

きっと私は傷つくんだろうな
彼はなんとも思わないで私を忘れるんだろうけど

さようなら。
綺麗な気持ちをありがとう。
あなた無しの、少し前の私に戻る。
そして、あなたがいた後の新しい私になる。

ありがとう、さようなら。

 

海岸線を一通り渡りきった頃、後ろから声がした。
「何してるん?」
青のキャップに黒パーカー、グレーのハーフパンツの彼がそこにいた。

「、、、起きてたんや。」

「さっき起きた。何してるん?」

「ごみ拾い。」

「なんで朝から?」

「何となく。暇つぶし。」

「雨降ってるのに?あほですか?」

「はぁ?小雨やん。そんなたいそうなことない。」

「あほやあほ。」

「だれがあほやねん!」

ニヤっと笑って彼は白いごみ袋を私の手から奪い取った。

「何するん?」

「ゴミ拾い。」

「え、やるん?」

「やったらあかんのですか?」

「いやいや、ええよ、やりよ。」

「何ですかーその言い方!

「はいはい、やってください。」

「棒読みや。」

「、、、めんどくさいわ。」

「ひどい、せっかくやろうと思ったのに。。」

「どうかやってくださいお願い致します。」

「しゃーない、そこまで言うならやってやろう。」

「、、、トングをどうぞ。」

「ういー。」

私がゴミを拾い集めて辿った道を彼は戻り始めた。

「全然落ちてないやん。やる意味ある??」

「。。。」

「あ、シケモク。誰やねん。」

「。。。」

彼の後ろを歩く。
雨が、強くなってきた。

「ねぇ、」

「うん?」

「話したいことある。」

「何?」

浅い呼吸を一つした。

「もう、終わりにしよう。」

「ごみ拾い?」

「そうじゃなくて。。。」

「だから、何?」

胸が詰まる。

「こんな風に二人きりで会うの終わりにしよう。」

「。。。どういう意味??」

「私、一緒にいると辛い。」

「は???」

「私のことどう思ってるの?」

 

雨粒がひたいに降り注ぐ。
海が灰色に染まった。

 

「どうって、、それは、、

俺のこと嫌になったん?」

 

視界が滲んだ。目が熱い。

そんなわけ、、あるわけない。


「好きやけど。」 

「じゃ何でそんなこと言うの??」

「、、、愛されてないのが辛い。。」

「はぁ??俺がいつ好きじゃないって言った?」

「言ってないけど、態度でわかる。」
「私の名前覚えてる?」

「何言ってるん?頭おかしなったか?」

「一度も呼んでくれなかった。」

「それは、、、」

「私の話ちゃんと聞いてた?」

「聞いてる!!」


「私がいくつか知ってる?」

「、、、。」

「私がどこで生まれたか知ってる?」

「、、、。」

「私が昨日誰と一緒にいたか知ってる?」

「、、、?」


「。。私に興味あった?」


「そんなん、、、。」


痛い。
指先が震えた。身体が冷たい。


「もう無理。。。」

 

「なんでそうなるん??俺は嫌いじゃない。」

 

眉を寄せた彼は
私の瞳をじっと見つめる。

 

「私は、、、、
あー、こんなこと言うなんて最悪。
もう限界なん。」

「興味ないわけじゃない。俺はただ一緒に居られる時間が少しでもあれば満足なだけで。。。」

「。。。私ってどういう存在??友達?恋人?
それともただの知り合いに毛が生えた何か?」

 

視界が滲む。

「わからん。。。。」

「そう、、、それじゃ、ね。」

絞り出した声が彼に聞こえたかわからなかったけど、私は全部放って彼と反対の方向に歩き出した。


こんな終わりにしたくなかったのに、、、
もっと綺麗にできたはずなのに、、、


「どこ行くん!」

彼の声が追いかけてきた。

振り向かないで進んだ。
走った。

雨が強くなってきた。
激しく、骨まで染み込んでくる。

「止まれって!」

、、、。

「なんで?意味がわからん。ちゃんと話しよう??」


振り向いた。
「バイバイ」

 

 

 

 

 

あー妄想止まらんなぁ。

以上整体師の堀井真希でしたー。

長いなー。今回笑